こんにちは!人生を変える遺言(終活)動画サービス結いごとです!
残される家族のためにできることといえば遺言書を書くことと考える方も多いと思います。
遺言書は自分で作ることもできますが細かなルールがあり、書き方に気をつけなければ無効となってしまいます。
内容にしても家や自宅と言えばご家族ならどこのことを指しているのか分かるとは思います。
ただ法律上は土地と建物は別のものとされ、たとえ1人に両方を相続させるとしても土地、建物はそれぞれ分けて表示しなければななりません。また相続人の法定相続分は2分の1や4分の3などの割合で言われますが、遺言書では半分や〇%といった割合では書くことはお勧めしません。表現が曖昧になりかえって混乱を生むからです。
誰に何をどれだけ残すのかを特定できるように具体的に書いておく必要があります。
具体的とは土地でいえば所在・地番・地目・地積、建物でいえば所在・家屋番号・種類・構造・床面積を登記簿謄本に合わせて記載し、そのうちの何㎡を誰に相続するといった感じです。
家族の思い出が詰まった自宅も遺言書では淡々と文字が並べられただけの何とも無機質な表現です。もちろん遺言書は法律に基づいて財産の分け方を記すためのものなので感情なき文章であるのは仕方のないことですが残された家族がその遺言書だけから故人の想いをくみ取ろうとすれば解釈の違いが出てもおかしくありません。
遺言書にも付言事項というなぜそのように財産を分けたのかなどの思いを伝える頁があります。
しかしそれだけではあなたが本当に伝え残したいことは伝わるでしょうか。
相続するのは単なる土地と建物ではなく家族の思い出が詰まった自宅です。家族への感謝の想いや思い出を分かち合えてこそ思いやりのある相続が成立するのだと思います。
私たちは人に想いを伝えるとき直接会って話をしたり、手紙を書いたり…最近では動画を送ったりしますね。想いを伝える方法は生前であってもその後であっても変わらないものなのだと思います。