遺言/終活/相続November 15, 2021

デジタル遺品問題 Part2.

こんにちは!人生を変える遺言(終活)動画サービス結いごとです!

デジタル遺品の問題は前回の金銭的なものだけではありません。
自分の死後、FacebookやTwitter、インスタグラム、LINEなどのSNSアカウントはどうなるのでしょうか。調べてみると各サービスそれぞれに規定を設けているようです。
Facebookやインスタグラムはアカウントを削除するか管理人を指定して追悼アカウントとするのか
選択できるようですが、Twitterは完全に削除されてしまいます。
LINEは最後のアクセスから1年以上経過すると自動的に削除されるようです。
亡くなった後のアカウントの管理は必ずしも相続人である必要がありませんので近親者や友人を指定しておくことができます。サイトの利用規約や自分の設定がどのようになっているのか確認してみてください。
また基本的にSNSアカウントは引き継ぐことができないとされています。
しかしお店や会社のサイトは管理人が代わっても継続して配信していきたいものです。
複数の管理人を登録することで継承可能とするサービスもあるようなので、残していきたいサイトはきちんと対策を取っておかれた方が良さそうです。

SNSのように自分の生きた証を劣化させることなくずっと残し続けることができるのは素敵なことですし、残された側にとっては写真や手紙のようにつながりを感じ続けられる大切な思い出となります。私自身、友人のLINEアカウントを消すことができないままでいます。
ただ、何もしないまま放置してしまうと、なりすましや個人情報の漏洩、犯罪に利用されるなどの被害に合うことがあり、自分の死後に世間の信頼を失うという不名誉なことになってしまいます。たとえ自分の死後であっても気分の良いことではありませんし、自分とつながりのあった人たちに迷惑がかかってしまいます。そして当然訂正や反論なんてできません。

デジタル遺品の問題はほぼすべての人に当てはまることで、終活を考えるような年齢になったら考えようという先の話ではなく、まさに今の自分に関係することではないでしょうか。
発信した情報が自分より長く残っていく時代です。デジタルの世界にいる自分の幕引きをどうするか意思表示をしておくのが常識になっていくのだと思います。

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