こんにちは!人生を変える遺言(終活)動画サービス結いごとです!
当たり前ですが私たちは状況に合わせて適切な言葉を選び相手へ気持ちを伝えようとします。嬉しい時には感謝、幸せ、ありがとう、最高!とか、悲しい時にはさみしい、辛い、悲痛など言葉に感情を乗せて表現します。その中で”名前”は個を特定するための言葉と言えるでしょうか。
名前は呼ばれた時の声のトーンだけで嬉しいのか悲しいのか怒っているのか楽しいのか、特に愛おしさは際立ってわかります。これほどまであらゆる感情を込めて使われる言葉は名前くらいかも知れません。
私事ですが、たしか名前は父親がつけてくれたと記憶しています。
何枚もの紙にたくさん書いた名前から選んだようです。(そのわりにはよくある名前ですが)
その父親も数年前に病気による後遺症で言葉を失いました。当初は介助に必死になるばかりでしたが、ある時ふと「もう父親から名前を呼ばれることはないのだな」と思ったことがあります。喪失感とまでいきませんでしたが何とも言えない気持ちになったのを覚えています。
子供のころ大人とは何でも自分でできて自信をもって強く生きているものだと思っていました。実際はどうでしょうか。いくつになっても不安や迷いはあります。それでも見守られていると感じられるものがあれば心強いものです。大切な人のために手紙などの書面で想いを残すのも良いですが、現代には動画があります。遺言書のように書面でなければならないというルールはありません。
文書の文化があまりに長く、まだ遺言動画に公的性はありませんが将来、遺言書の付言事項に代わり動画を付けるのが当たり前というような時代がやってくるかも知れません。
動画ではぜひ大切な人の名前をやさしい笑顔で呼んであげてください。見る側にとってそれは折々で安心、励まし、叱咤となり支え続けるものになるはずです。